不倫された夫と妻の相談
様々な法律問題で悩まれた際には弁護士に相談するために弁護士事務所や法律相談所などへ訪ねられ、ご相談されるかと思います。
では配偶者が浮気とか不倫をしているかもしれないと疑惑が生じたらどうされますか?
弁護士や法律相談所へ訪ねていき、相談されても絶対的な不倫の証拠を持っていないと「証拠を押さえなければならない」と指摘されると思います。
浮気をしている配偶者ばかりか浮気相手についても特定しておかなければならないのです。
疑惑や憶測だけできちんとした証拠がなければ弁護士といえども法的な対応ができないのです。
そこで必要となるのが「探偵事務所」となります。
配偶者が不倫していると疑念を感じ、探偵事務所に不倫調査を依頼したら、案の定、特定の人と不倫していたことが判明、しかも同じ会社の人が不倫相手であったというケースだったと想定して下さい。
この様な場合、貴方はどうしますか?
男性と女性でもその対応は少し異なってくるのかもしれません。
不倫夫の場合
夫がこの様なケースで不倫の事実が発覚した場合、妻としては皆さん、どうすると思われますか?
当然、すぐにでも夫と話し合いをする人もいるでしょう。
しかし、夫と話し合う前に不倫調査によって特定された不倫相手女性と会う人もいます。
この場合は「不倫相手女性と話をして別れてもらう」ことに努める人が多いみたいです。
根底には、浮気をしていたにもかかわらず愛情が強く残っていて、離婚を最初からするつもりはなく夫を取り戻したいという女心が垣間見えます。
ですから別れることに応じれば慰謝料等は請求しないとか、中には事を大きくしないなどと脅迫的に迫る人もいるみたいです。
最初から夫と話し合いをする妻は夫の対応次第で離婚も辞さないと考える人も多いみたいですが、女性の場合、不倫が発覚したからといってすぐに離婚とは考えないようです。
自分の生活や子供がいる人にとってみれば、将来の事もあり、いろいろと考えてしまうのは当然なのかもしれません。
夫が不倫をしていたからといってすぐに離婚を選択する妻はそんなに多くないのも事実ですが、昨今、離婚を選択する妻も増加してきている傾向があります。やはり女性の社会進出が進んできているからかもしれません。
不倫妻の場合
逆に妻が不倫していたとなると夫の対応はどうでしょう。
実際、不倫の事実を知った時点で離婚をすぐに選択する夫はかなりの数に上ります。
男としてのプライドからかどうしても許せないのかもしれません。
女性のように不倫相手と会って別れて欲しい等と懇願する夫はまずいないでしょう。
また裏切られた妻とこれからも一緒に生活をしていくという事自体、考えられなくなっているのではないでしょうか。
仕事に疲れ、帰宅しても妻の顔を見ても安らぎが得られないとなるとそんな家庭を維持していく意味がないと判断し離婚を選択する夫は多いみたいです。
当然、不倫相手男性や妻に対してもそれなりの慰謝料を請求する事となるでしょう。
中には離婚をせずに許す夫もいるみたいですが、ある弁護士によると数年後には不倫をされていたという事実を消し去ることが出来ず、離婚を決意したり、逆に妻に対して暴言や暴力を使うようになり、妻側からDV被害者として離婚請求される事もあるみたいです。
男性側の方がどちらかというと陰湿になるタイプが多いのかもしれません。
不倫の「合法的な制裁」は専門家にご相談を
夫にしろ妻にしろ不倫をしていたということで社会的制裁を望む人も多くいらっしゃいます。
この場合、きちんと慰謝料の請求という方法をとるのであれば問題はないのですが、中には社会的にも認められない違法な制裁を望む人もいるのです。
よく軽く考えている人もいますが、上記のような同僚が相手のケースですと、不倫の事実を勤務先をも巻き込み、大騒ぎしてしまう人もいます。
どうしてこの様な手段をとってしまうのか、心情的には理解できますが、やはり同じ勤務先にこれからもいること自体許せないのかもしれません。
更に暴力で訴えたり、脅迫などをしてしまう人もいます。
しかし、余りにも大騒ぎにしてしまうと不倫の被害者である貴方にも法的な処罰が下される場合もありますので、探偵の不倫調査によって不倫の証拠が押さえられたら自分だけでは考えずに、それこそ弁護士や法律相談所、又は調査を請け負った探偵などにご相談されることをお勧めします。
確実な証拠さえあれば、弁護士は絶対的に相手に対して優位になれる事を知っていますから法的手段に対しても面倒な手続きも少なく、簡単に引き受けて貰えるはずです。その為の不倫の証拠は探偵が押さえます。